【ついに出産!】頭が大きくて中々出てこなかった話
kikiパパブログ3日目
妊娠中の妻もいよいよ臨月に。
病院の先生からも、ようやくしっかりと歩くようにと指示が出されました。
ようやく、というのは、妊娠何ヶ月目だったか忘れましたが、切迫早産の気があるので、出来るだけ動かないように、安静にしとくように。
と宣告されました。
とは言っても、ずっと横になっとくわけにもいかないので、私が仕事の時は、少し家事をして、お腹が張ってはすぐ横になり、をひたすら繰り返してくれていました。
近年の医療技術では、早産になっても、元気に育つ子は多いと聞いたこともありますが、初産ともあり、やはり予定日頃まではお腹にいてほしいと思うものでした。
「まだ出ないでおくれ、まだ出ないでおくれ」と夫婦2人して祈っていました。
そんな生活を繰り返しているうちに、気づけば臨月に。早いものです。
さぁ、いよいよ出産は目の前!
予定日が迫ってくると、色々とシミュレーションをします。
・夜中に陣痛が来たらどうするか
・仕事中に陣痛が来たらどうするか
・実家の両親はすぐ来れるのか
・荷物はどこに置いておくといいのか
たまひよ?そんな名前の雑誌や、病院からもらったお産の手引き(我が家では、おっさんの手引きと言ってます)には、色々と出産準備の事が事細かに書かれており、その通り準備を進めました。
陣痛が来たらテニスボールで腰を押してあげると良いとも書いてあったので、テニスボールも買いました。
今まで二階で寝ていたことも、臨月の少し前からは、一階で寝るようにもしました。
さてさて、予定日の4日程前になりました。
そして私は4連休の始まり日でした。
妻の姉が出産前に会おうという事で、新居に遊びに来てくれました。
3人でワイワイしていましたが、どうも妻は腰が痛いらしい。
「チクチク腰が痛むわー」と。
妊婦さんなので、湿布も容易には貼れず、腰いためたんちゃうー、とみんなで言っていました。
お昼を3人で食べ、世間話に花を咲かしていると、腰の痛みが強くなっているとのこと。
現代っ子の私はグーグル先生で、
「妊婦 腰痛い」と調べました。
まぁ、色々記事はでます。
お腹が大きくて姿勢が変わるから、腰に負担がくる。
単純に体重が増えているので、腰痛になりやすい。
まぁ、そうだよなーと思っていると
「腰陣痛!KOSHIJINTSU!」
コシジンツウ?
なんじゃそれ!初めて聞いたぜ!
無知は怖いものです。
妻の症状から、我々3人の中でそれって腰陣痛じゃないの?と一つの仮説が生まれました。
とりあえず病院に電話してみました。
「腰の陣痛はありますが、前駆陣痛かもね」
みたいなことをいっていました。
陣痛だとしたら、間隔が短くなってくるので、5分間隔?3分間隔?くらいになったら病院に来てくださいとのこと。
もし陣痛だとしたら・・・
さぁ、風呂に入れー!
とりあえず妻はお風呂に入りました。
次は力をつけろー!
とりあえず妻(私も)は餃子を食べました。
荷物をまとめろー!
とりあえず妻(私も)は玄関に荷物を集めました。
陣痛の間隔をメモにとれー!
とりあえず妻は陣痛の間隔をメモり始めました。
(義姉は帰りました)
陣痛の間隔は一定で、そして確実に短くなってきている!
夜8時頃の時点で10分間隔。
しかもかなりの激痛らしい。
痛みが来たら動けなくなるが、30〜60秒すると、スッと復活していました。
そしてまた、あ、くるくるくる!と。
人体の不思議!
少しでも睡眠をとろうと布団に入りましたが、もちろん寝れるわけもありません。
かなりの痛みになってきており、再び病院に電話。
やはり、5分間隔くらいになったら来てね。とのこと。
その後、21時過ぎには5分間隔くらいになり、病院に一報をいれて、
さぁ!出発だ!
荷物を車に積み込み、妻を乗せて、走ること3分。
到着。近くてほんと良かった。
妻は分娩室に入って行きました。
私は待合室でそわそわ、そわそわ。
何かやらねばならん!と思っても何をしていいか分からない。
ただ、じっと座っていることも気がひける。
とりあえず立って、ウロウロ、ウロウロしていました。文字通り右往左往。
すぐに助産師さんに呼ばれ、分娩室に。
妻は出産の服を着て、分娩台に座っており、何やらもう、なんだか、大変そう!
既に子宮口はほぼ全開とのこと!
(電話対応してくれた方も、声が異常に元気だったから、まだまだかなーと思ってました。テヘッ、とのこと。)
2.3分おきにくる激痛。
「旦那さんは、痛みが来た時に、同時に腰を強く押してあげてください。少しマシになりますので」と。
はい!っと、腰を押します。
痛みが治まったら次の痛みがくるまで、腰をさすったり、お茶を飲ましたりします。
(お茶はペットボトルにストローをさして。起き上がって飲めないので)
分娩台に上がってから、すぐにイキみ始めるのかと思っていましたが、違いました。
詳しいことは忘れましたが、今は陣痛に耐えるとのこと。
ひたすら、腰を押します。
腰を押します。腰を押します。
あ!テニスボール、家に忘れた!
次回!「ついに出産!パート2!頭が大きて中々出てこない話!パート2!」
(今回も産まれるまでいきませんでした。すいません。次は、確実に産まれます!)